思い出の書店

思い出の書店

 本日2023年3月31日、思い出の書店である東京・八重洲の「八重洲ブックセンター」が閉店してしまいます。

 おそらくは、日本で一番愛されている書店のブックカバーは、この八重洲ブックセンターのものでしょう。

 高校生の時、学校の先生が旅行前に「KIくん、君は本が好きだから東京に行くなら八重洲ブックセンターに立ち寄るといいよ」と教えてくれたのを、今でもよく覚えています。

 ビル一つ、それも8階まであって全部が本屋さん。蔵書数は100万冊とも120万冊とも言われている、大型書店。東京には同じような規模の書店が他にもいくつかありますが、八重洲ブックセンターには東京駅の目と鼻の先、八重洲口から表に出てすぐ、新幹線のホームからわずか徒歩数分と言う他にはないメリットがあります。

 つまり「次の電車まで時間があるから」「ホテルのチェックインまでまだ時間があるから」「待ち合わせまでまだ時間があるか」と、とにかく時間を見つけては(時間がなくても無理矢理に)立ち寄れてしまうのです。東京駅からの帰りの新幹線をよく周囲を見れば、どこかにはバラのブックカバーを手にした乗客がいた様な気がします。

 本を選ぶのが楽しい場所でもありました。

 この様に本の表紙を見せる陳列を「メンチン(面陳)」と呼ぶのですが、八重洲ブックセンターはメンチンしている本の量も並外れて多いのです。それも本を選んでもらうため、目に入る本が少しでも増えるように、様々な工夫がなされています。

「本好きの書店員さんが自分で売りたいと思って並べた本が、何十冊、何百冊もおいてある」

 本屋というのは、新刊書店をただ並べて売っている場所ではない。売り手の気持ちを形にして売ることもできる場所なのだと、感動したものです。

 リニューアルは2028年との事ですが「八重洲ブックセンターのビル」を見ることはもうないと思うと、寂しい気持ちになります。場所をかえて再開するとは言え、それまで5年。

 その時には、バラのブックカバーにも帰ってきてもらえれば、嬉しいですね。

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